任せながら、仕事を把握する
また言い争いになる前に、足りなかった条件を見つける
「頼まれたとおりにした」と「欲しかったものではない」は、依頼が曖昧なときには双方にとって本当です。元の約束、戻ってきた結果、その違いを具体的にする。IPIは、そのやり取りと仕事の履歴を、オーナーがたどれる形でつなぎます。
ファイルは届いた。言葉の意味がそろっていなかった
例えば、サムがエレナに「現在の顧客一覧」を頼み、表が届いたとします。サムは取引中の顧客だけを想定していましたが、表には取引終了の顧客も含まれています。彼は未完成だと言い、彼女は後から条件を変えたと言います。
努力について話す前に、依頼を読み直してください。「現在の顧客一覧」としか書いていなければ、絞り込み条件は伝わっていません。強い口調で確認しても、最初になかった合意は埋まりません。
一方、取引終了分を除くと明記してあれば、することは違います。該当する行を特定し、一覧を直す。記録があれば、実際に起きた問題へ戻れます。
大きな不満を、直せる内容に変える
「仕事が雑だ」はエレナ自身への評価です。「取引終了の顧客が含まれています。九月時点で取引中の一覧を送ってください」なら、次にすることが分かります。
何を約束し、結果はどうなっていて、次に何が必要かを示します。曖昧だったなら、今回明確にした条件を書きます。要件を変えたなら、変更として残します。担当者が、後から動く目標を追い続けずに済むようにします。
問題があなたへ届く前にも、IPIが働く
担当者はIPIに自分の状況を伝え、仕事を提案します。提案の承認を任せる設定なら、IPIが受け入れるか、理由を添えて改善を求めます。担当者は取り組む前に提案を明確にできます。
結果を提出すると、IPIが合意した仕事と照らし合わせて評価します。あなたか権限を持つ確認者が、完了を認めるか決めます。結果と担当者の説明が一緒にあるため、別々の人の話を集めるところから始めずに済みます。
伝言役にならなくても、仕事を把握できる
サムが顧客と会っている間に、エレナが一覧を直したとします。後から仕事を開けば、何を差し戻し、何が変わり、今何を確認できるかが分かります。判断する前に、エレナへ一連の話を再現してもらう必要が減ります。
新しい事業判断や人間関係の問題には、話し合いが必要なこともあります。仕事の記録が役立つのは、約束と結果を明確にし、その話し合いを事実から始められるところです。
同じ思い違いを、次の人に繰り返させない
今回の教訓は具体的です。「現在の」という言葉だけでは、対象の顧客が伝わらなかった。次の依頼には、期間と含める条件が必要です。
Inherited Willでは、受け取る設定をした後の担当者へ、関連する以前の教訓を届けられます。もっともらしいけれど使えない一覧を、次の人がまた送る前に役立ちます。
繰り返す食い違いを一つ選び、双方が成功した結果を見分けるための条件を一文にしてください。「頑張ったか」をめぐる次の言い争いより、仕事を進める力があります。
次に食い違いそうな仕事へ、明確な進め方を
IPIの仕組みを見て、提案、応答、提出、判断のつながりを確かめてください。事情を聞き直す負担の大きい仕事から始められます。